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2006年2月26日 (日)

岡田峰幸先生はOASYSで小説を書いている

これが「俺、いまだに手書きで小説書いてるんだぜ」ってんだったらそれはそれで「岡ちゃんかっこいいー、カッキーン(byオリラジ)」てこともあろうが、そこは富士通のワープロ専用機のOASYSYだ。正直この話、俺にとってはかなりツボで、ホント申し訳ないと思いながら、ウケまくってしまった(ごめんなさい岡田さんm(__)m)。「編集者が鼻で笑いながら、パソコン勧めるんだよ」と彼は言っていたが、その編集者の気持ちにはこれまた申し訳ないがかなり賛同してしまう。

ところが、彼は「OASYSは最高だ、ワードなんて使いづらくてやってらんねぇや、べらんめぇ」みたいな事を言う。ちょっぴり引っかかったので、OASYSのことを調べてみた。ちょっと長いが、Wikipedeiaを引用させてもらおう。

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特徴

OASYSは他社製品と比較して仕様の個性が強かった。強い個性の故ワープロを評する場合はOASYS対それ以外という視点になりがちで、シェア第一位にも関わらず、少数派という矛盾したイメージを抱く者もいた。

以下に特徴を列記する。

親指シフトキーボードの採用

OASYSでは親指シフトキーボードと呼ばれる独自開発のキーボードを採用した。他社も日本語ワープロ黎明期には様々な入力方法を模索したが、OASYS以外は速やかにJISキーボードに収束した。その中で親指シフトキーボードを採用し続けたOASYSは異彩を放っていた。

親指シフトキーボードについては独立した項目を立てて論じているのでそちらを参照されたい。

堅実な漢字変換機能

他社が文法処理の高度化・漢字変換の自動化を積極的に進めたのに対して、OASYSは消極的であった。

日本語ワープロの先駆けとなった東芝のJWシリーズでは世界初の日本語ワープロであるJW-10の時点ですでに単文節変換を実現していたのに対し、OASYSは後発にも関わらず一号機であるOASYS100では単語変換のみとし、その後の製品でも単文節変換を基本とした。後に他社との競合上複文節変換をサポートはしたものの、単文節変換のみに切り替える設定を残し続けた。

単文節変換では他社製品で起こりがちだった文節の区切り間違いが原理的に発生しなかった。また複雑な文法処理をしないことと相まって奇天烈な誤変換をしにくい利点をも生んだ。これを指して愛用者は「OASYSは日本語として無意味な変換をしない」と評した。しかし、使い込まなくては理解できない利点であり、カタログスペックでは見劣りした。

また、学習機能も単純で、単に直近に使用した語が第一候補になるものであった。他社製品では文脈や長期的な使用頻度への配慮が裏目に出て「先ほどと同じ語を変換したのになぜか違う漢字が出てくる」ことがあったが、OASYSではそのようなことは基本的に無かった。同音異義語がある語であっても「先ほど変換して正しい候補を選んだ」記憶があれば変換結果を確認する必要がなく、慣れればキーはおろか画面すら時々しか見ずに操作が可能であった。

後には複文節変換をサポートし、「AI辞書」と称する文法処理もするようになったが、積極的に宣伝することは無かった。カタログで高度な文法処理を誇らしげに謳う他社とは対照的であった。複文節変換は操作性が練り込まれておらず、他社との対抗上一応搭載しただけのように感じさせるものであったため、単文節変換に切り替えて使う者も多かった。

以上のように、OASYSの漢字変換機能は良く言えば素直で単純明快、悪く言えば技術的に遅れたものであった。しかし、愛用者にはその単純明快さを好む者も多かった。

レスポンスへのこだわり

上記のごとく複雑な文法処理をしない方針と併せて、変換キーを押さずともキー入力の時点で辞書を先読みすることにより、初期の製品でも十分に高いレスポンスを示した。キーに触れるたびに辞書の先読みのためにフロッピーディスクドライブが動作し、キーからアクセス音が聞こえてくるかのような錯覚を覚えるほどだった。どんなに速い操作をしても正しい操作である限り必ず追随してくることによりオペレータは安心して操作に専念できた。

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以上、読んでもらえるとわかるように、OASYSは明らかに他のワープロ専用機とは違った利点(もちろん使う側にゆだねられるもので、場合によっては欠点にもなるのだろうが)があり、それは、現在の「パソコンのワープロソフト」には基本的に(ソフトやハードで類似な状況を作り出すことは出来るらしい)継承されていないのだ。「俺、OASYSとじゃないとやっていけないんだよ~」という固定ユーザーがいるのは間違いないらしい。他人にはわかってもらえないかもしれない魅力を見つけ、それを長く愛で続ける、女性の扱いにも通じる岡田イズムがそこには流れている。パソコン購入と同時にNEC「文豪」を捨てた薄情な俺とはえらい違いだ。って、そんなたいそうな話じゃないか(^_^;)。

でも、岡田さん、「先生」と呼ばれる身になったんだから相手の仕事のことも考えて今後は「ワード」使っていきましょうよ。

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