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2006年6月22日 (木)

ドラフトを終えて その③

今年度の、というより今年以降のPOGには父サンデーサイレンス(以後SSと表記)の2歳馬がいない。SSの凄さってのは語りつくされているので今さらなのだが、我々のPOGにおける依存度だけを見てみても、例えば2年前は11名参加で110頭の所有馬のうち父SSは25頭(22.7%)、そしてSS産駒であるディープインパクトの所有者が優勝、同じくSS産駒であるペールギュント・アドマイヤジャパンの所有者が2位だった。さらに、種付け時期に逝去したため産駒数が半減してしまった昨年度にいたっては所有馬110頭のうち57頭(51.8%)がSS産駒。昨年度のSS産駒は全体的に活躍度が低めだったがそれでもわれわれのPOGでもっとも賞金を稼いだ馬はSS産駒のアドマイヤメインであった。ということで、語弊があるかもしれないが、「とりあえずSS産駒を数多くシェアしてその中から1頭でも当りがあれば上位にいける」というのが昨年度までのPOGの実態だったと思う。かく言う俺も昨年度はSS産駒シェアを100%にするという暴挙に出たが、残念ながら俺の所有馬の中には「当りサンデー」はいなかったようである(-_-;)。100%サンデーは極端にしても、「上位指名で大物サンデー、下位でポイント稼ぎの馬」てな感じのドラフト戦略は誰しもがとっていたことだろう。

 で、今年はいきなり父SSゼロである。「いきなり」ってとこがポイントで、SS産駒が徐々に減ってくるのであれば、それに替わって台頭してくる血統(ポストSS)の傾向とか、SSに依存しないでも活躍できそうな生産者・馬主・厩舎とか探れそうなものだが、正直昨年までの繁殖成績・馬主の成績・厩舎の成績・牧場の成績なんて半分くらいはSSに絡んだもの。これらを欠落させたらデータとして有効なサンプル数に満たなくなってしまうし、そもそも単純にデータ全体-SS=脱サンデー後の勢力図になるというのはあまりに短絡的過ぎるだろう(この公式では、SS産駒の活躍馬が少なかった牧場・厩舎が上位陣を逆転してしまうことが考えられ、リアルではない)。

 てことでPOG参加者・POG関連書籍の編者はもとより、そもそも競馬関係者も暗中模索であろう、父SSのいない新しい日本競馬の始まりがこの2006年度なのである。

つづく

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