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2009年5月18日 (月)

負けないPOG入門

お義兄さんからいただいたので、
(この他に、「優駿5月号」や「まるごとPOG」までいただいて、いつもスミマセン)
この週末で読んでみた。

前回紹介したかもしれないが、
これは、今回のドラフトで指名すべき馬を選ぶための本ではない。
「この本には、2歳馬の写真は載っていませんし、関係者のインタビューも載っていません。」と本文でもはっきり謳っている。

「こんな馬の選び方はどう?」
「こんなリストを作ってみたらどう?」
というような、まさにPOGの基本の部分(さえ俺は全く理解していなかったけど…)を解説している、
文字通り「POG入門」の書だ。

さらに、この本が他と一線を画しているのは、
「ドラフトにおける戦略」
について明示し、ページを割いている点だ。

好きな馬を思い通りに所有できるメディア主催のPOGであれば、本当に走りそうな馬を選ぶ力(情報?相馬眼?)があれば良い成績が残せるのかもしれない。

だが、対人ドラフトではそうは行かない。

自分が「この馬だけは」と思うドラ1候補でさえも、
競合抽選でハズレれば所有することはできない。
競合抽選でハズレるということは、自分の指名権が、他の全員の1位指名馬が決定したあとに回ってしまうということだ。
競合にかぎらず、自分のリストアップした馬がどんどん他人のものになっていくというシーンが、対人ドラフトでは日常茶飯事だ。

古い例だが、
誰もが清原を指名するだろうと思っていたところを、
桑田指名で出し抜いた王巨人とか、
8球団競合でも見事野茂を引き当てた仰木近鉄とか、
いわゆる、変な逆指名が始まる前のドラフトをイメージするといいだろう。

それを個人対個人でやるわけで、
そこでは、ウソ・ハッタリ・出し抜き・談合など、
真剣なものからバカバカしいものまで、
ありとあらゆるかけひきが行われる。

しかも、POGの場合は、
「ドラフトが終わるとプレーヤーにはやることがありません(本文より)」。
とあるように、
自分の所有馬をどんなにレースに出したくても、
自分の所有馬をどんなに鍛えたくても、
ドラフトが終わったその日から
ただ見ている(もしくは応援する)ことしかできない。

だから(なのか?)、
我々のやっているPOGでも
「所有馬を決めるために対人ドラフトを開催する」ことが年間を通して最も重要で大きなイベント(というかこれが全て)になっている。
例えば、特徴のひとつとして、ドラフトに参加できないプレーヤーは、ドラフト参加者の全所有馬が決まってから所有馬が割り当てられるという不当とも言える冷遇(^_^;)がある。これはドラフトに参加するプレーヤーが自身のドラフトにのみ集中できる環境を作るためである。その一方で、酒を含みながらなので場がいろんな意味で荒れているというのもあるのだが、それは愛嬌の範囲(^_^;)だろう。
それ以外の特徴として、牡牝各5頭ずつという枠のせいで競合抽選がおこりやすいというのもある。そして、その抽選方法は「黒髭危機一髪」だ。これは赤本の須田鷹雄さんがコラムかなんかで推奨していた方法だが、「黒髭の飛び上がる様子と、『当たった』という高揚感がシンクロする」非常に素晴らしい抽選方法だと思う、12年たった今でも(^_^;)

つい途中から自分らのやっているドラフトを自画自賛(^_^;)してしまったが、馬選びからドラフトの機微までPOGの一連の流れを押さえられる「負けないPOG入門」は、特にこれからPOGに参加する人に、是非読んでみてもらいたい一冊だ。

ちなみに、11年前に対人ドラフトを開催し始めた理由のひとつとして、当事仲良くしてもらっていた(と俺が勝手に思っている)ダンス同好会の後輩達と遊べる場を作りたかったというのもあったと思われるが、
ダンスで知り合った仲間を競馬のゲームで繋ぎとめようとしたあたりに、当事の俺のダンスに対する不誠実さが垣間見れる(^_^;)

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