« 【 9/25(土)公開「おにいちゃんのハナビ」 】 盛岡では遅れて公開する予定だったにもかかわらず、特に内容が気に入った ため、特別にお願いして東京との同時公開が実現した『おにいちゃんのハナビ』は、新潟を舞台にした泣かせる映画です。 たまには、泣くことを楽しんでもいいのではないでしょうか。 自信を持っておすすめします。 (フォーラムネットワーク代表長澤裕二) | トップページ | プリキュアって2人じゃねぇの!!?(^_^;) »

2010年9月25日 (土)

映画「おにいちゃんのハナビ」レビュー

ちなみに、俺が今年見た映画は「TRICK」ただ一本である。
金曜ロードショーやら日曜洋画劇場やら土曜プレミアムやら
TVでやる映画もまず見ない。
DVDを借りて映画を見ることも無い。

これは、そのくらい映画を見ない素人のレビューである。

しかも藤井フミヤが主題歌を歌っているという時点で、100点満点中90点くらいもう内申点をあげちゃってる(^_^;)

てこと前提に、どうかひとつm(__)m

(まともなレビューが見たい方は
http://hirobaystars.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-2065.html
とか
http://pia-eigaseikatsu.jp/imp/153269/
とかでどうぞ。)

では。

この映画は「泣ける」映画である。

ハンカチでは足りないのでタオルが必要である。
俺のように鼻水が止まらない人は
ポケットティッシュではなく箱ティッシュが必要である。

「泣ける」映画が「良い映画」かはわからないが、
ここまで素直に泣ける映画というのはなかなか無いと思う。

しかも、その涙はジンワリ・ホンワカ・スッキリな後味で
決して哀しみの涙では終わらない。
それは、あくまでも妹の「難病」「死」がメインテーマではないからだろう。
事実、妹は物語のかなり中盤で死んでしまう。

あ、この後さらにネタバレなことも書くが、そもそも

妹は難病なのに明るい谷村美月
兄の高良健吾はひきこもり
タイトルが「おにいちゃんのハナビ」
両親が大杉漣・宮崎美子
主治医が佐々木蔵之介
学校の先生が佐藤隆太

という設定・キャスティングの時点でストーリーや展開なんて大方の人間は読めるだろう。

「妹は難病なのに兄を励まし再生させるんだろうな」
「再生した兄はそんな妹のためにハナビをあげるんだろうな」
「でも妹はそのハナビを見ることも無く死んじゃうんだろうな」
「両親はそんな兄妹のために苦悩・葛藤するんだろうな」

ハイ、全部正解(^^)

もうね、なんのひねりも無い。

でも、そのひねりの無さこそがこの作品の最大の魅力。

例えば、
両親が大杉漣・宮崎美子ではなく石橋蓮司・桃井かおりでさらに家庭内がしっちゃかめっちゃかだとか、
佐々木蔵之介が実はスーパードクターでなんとか花火大会まで命を繋いで花火を見ながら死んでいくとか、
花火大会の当日すごい嵐に見舞われるんだけどおにいちゃんのハナビだけがしっかり上がっちゃうとか、

そういう過剰な演出は一切排除。

あくまでも本当にある新潟の町の花火大会で
本当にあった兄妹の話を(実際の兄はひきこもりではなかったらしいが)オール新潟ロケで淡々とじっくりと表現している。それが映画の世界観を身近なものに感じさせ、「来るとわかってる」泣きの直球を打ち返せない状況に陥らせているのだろう。

そのシンプルな脚本とともに、それに応えたキャストも見逃せない。
特に主役の高良健吾。ひきこもり時の見事なまでのヘタレっぷりから徐々に心を開いていく「徐々に加減」まで、非常にうまく演じている。むしろ、両親の「子供を思うあまり」の演技・演出が(あくまでも比較するとちょっとだけ)大げさかなと感じるほどだ。

そしてもちろん触れておきたいフミヤの主題歌。ストーリーを知ってて作っただけあって「この映画のため」「涙を止めないよう」にちりばめられた歌詞がトドメを刺すのである。

残念ながら、この映画は「海猿」等の超大作の影であまり注目度は高くないようである。初日の今日も土曜レイトの時間帯で7人しか入ってなかった(ちなみに海猿は同時間帯で満席)。
別に比較することも無いのだが、
その「海猿」は壮大なストーリーとド派手な映像で言ってみれば
ハチが大群でハートを攻めてくるようなもの、
それに対して「おにいちゃんのハナビ」は
小さな蚊が2匹だけ、でも確実に何度もハートを刺してくる
そんな感じだと思う。
…ちょっと例えが今ひとつ(^_^;)になってしまったので、映画好きの方には是非この「おにいちゃんのハナビ」も他の大作とともに見ていただいて、その感動の質の違いなりをもっとうまいことレビューしていただきたいところだ(^_^;)

この映画は「泣ける」映画である。

ハンカチでは足りないのでタオルが必要である。
俺のように鼻水が止まらない人は
ポケットティッシュではなく箱ティッシュが必要である。

「泣ける」映画が「良い映画」かはわからないが、
ここまで素直に泣ける映画というのはなかなか無いと思う。

|

« 【 9/25(土)公開「おにいちゃんのハナビ」 】 盛岡では遅れて公開する予定だったにもかかわらず、特に内容が気に入った ため、特別にお願いして東京との同時公開が実現した『おにいちゃんのハナビ』は、新潟を舞台にした泣かせる映画です。 たまには、泣くことを楽しんでもいいのではないでしょうか。 自信を持っておすすめします。 (フォーラムネットワーク代表長澤裕二) | トップページ | プリキュアって2人じゃねぇの!!?(^_^;) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109210/49554231

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「おにいちゃんのハナビ」レビュー:

« 【 9/25(土)公開「おにいちゃんのハナビ」 】 盛岡では遅れて公開する予定だったにもかかわらず、特に内容が気に入った ため、特別にお願いして東京との同時公開が実現した『おにいちゃんのハナビ』は、新潟を舞台にした泣かせる映画です。 たまには、泣くことを楽しんでもいいのではないでしょうか。 自信を持っておすすめします。 (フォーラムネットワーク代表長澤裕二) | トップページ | プリキュアって2人じゃねぇの!!?(^_^;) »