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2011年1月28日 (金)

土砂降り(藤井フミヤ・服部祐民子)

フミヤの曲には惚れた腫れたと恋に浸る心情を綴った叙情的なラブソングがもちろん多いのだが、心ではなくその人の目に映る景色や出来事を歌ったものも多い。叙景的とか叙事的とか言うんだろうか。Another Orionの唄い出しで夕方から夜への景色の変化を「♪夜空が夕焼けを包み…」なんて表現してるのはその好例。

そんな叙景的な詩の中でも秀逸なのがこの「土砂降り」という曲。

いつもと同じ最終電車は
   いつもと同じホームの端へと
   いつもと違うのはこの土砂降り
   ただ早く眠ってしまいたかった
   
 上り線ホームは雨のカーテン
  その向こうに立ち尽くしてる

  君の瞳を見つけたんだ
  僕は思わず鼓動を失う
  会えない人がすぐ傍にいる
  君は静かに視線をそらした
 記憶が目覚めぬように

 聞き慣れた発車のベルが響く
 見慣れた電車の扉が閉じる
 呼び慣れた君の名前を呼ぶ
 雨音の中へ全て消えてく

 …

どう、「好きだったのに別れた女を偶然反対側のホームに見つける」という情景がPVのように浮かんでこない?

この曲の作詞は服部祐民子・藤井フミヤのダブルクレジットなんだけど、服部祐民子のプロフィールには「絵を描くように歌を綴る…そんなアーティスト」とある。実に言い得て妙である。ちなみにこの方、ヨメやあきさんと同じ不来方高校の出身(多分ヨメの一個上)らしい。

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