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2012年4月21日 (土)

太陽光発電の自立運転機能を使ってみた ~知っておいたほうが良いかも編

前回の記事の通り、太陽光発電の自立運転は実に簡単である。

のだが、知っておいたほうが良さげな留意点が2つほどあったので追記。

1つは

「せっかく太陽光発電を搭載しているのに自立運転機能を知らない(あるのはわかってても切替方がわからない)ケースがある」ことだ。

震災時には、「太陽光発電のシステムがあるのになぜうちの電気まで消えるのか?」とのクレームがメーカーに殺到したそうである。震災以後このケースはかなり減ったと思われるが、なにせ俺自身も今日初めて試してみたくらいだ。有事の際に自立運転モードに切替られなければ太陽光発電搭載の住宅も「ただ黒いパネルが屋根に乗っかってるだけの家」で終わってしまうということを肝に銘じ、たまには操作方法を確認しておきたい。

そしてもう1つは、

「自立運転機能は太陽光発電の『おまけ』でしかない」ということだ。

これは逆に震災時太陽光発電を持っていなかった人たちが陥りやすい誤解であるが、「太陽光発電さえあれば震災の時も平時と変わらない生活ができたのに…」的な過度の期待である。

乱暴な物言いをすると、有事の際の自立運転機能という「おまけ」のために数百万もする太陽光発電を導入しようなど本末転倒以外の何物でもない。

この機能が「おまけ」でしかない所以を以下に列記しておく。

①1つのコンセントしか使えない。

②1500wまでしか使えない。

③天気が悪けりゃ使えない。当然夜も使えない。途中まで天気が良くても太陽が隠れればやっぱり使えなくなる。

実践編ではケトルでお湯を沸かしたが、この消費電力が1,250W。1つのケトルでお湯を沸かすのが太陽光発電の自立運転で使える電気の限界なのだ。家じゅうを明るくしたり(そもそも昼にしか使えないのだから照明が必要な時間帯には全く使えないだろうが)、部屋を暖めたり冷やしたり、風呂を沸かしたり…。「できたらいいな」のほとんどは実現困難だと思って良いだろう。そういうことをしたければ、準備すべきは太陽光発電では無く、石油ストーブだったり、カセットガスコンロだったり、独立したLED照明なのだ。

もちろん、この自立運転機能が(思ったより)使えないからといって太陽光発電システムそのものを否定するのもお門違い。太陽光発電の目的は本来別のところにあるのだし、その「おまけ」である自立運転機能で最悪の事態に多少なりとも電気を供給できるのならそれはそれで重宝するであろう。特にバッテリーを持つ情報家電(パソコン・ケータイ等)の使い勝手は大きく変わっていたはずだ。

ということで、

すでに導入している方へは、
「いざというときの自立運転機能の操作手順確認」を

そして、

これから導入を考えている方へは、
「自立運転機能での電力供給はあくまで『おまけ』レベル。それ以外の購入動機を確認・優先」を

それぞれ「知ってたほうが良いかも」編として追記してみた、
…蛇足?(^_^;)

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コメント

太陽光発電をした電力を電力会社の電気料金よりも高い価格で電力会社に売電することができる。
その差額は電力会社が電気料金に上乗せする。
従って、太陽光発電をしていない人々が負担しなければならない。
その結果、普及すればするほど、貧しい人々はますます貧しくなる。
その上、国や自治体が税金を使って太陽光発電設備の設置に補助金を出している。
太陽光発電をしない人々はその税負担もしなければならない。
このような、貧乏人にしわ寄せがいくような制度は廃止してもらいたい。

投稿: どじょう | 2012年4月21日 (土) 16時02分

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