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2014年5月11日 (日)

嘘・大げさ・まぎらわしい?

このブログ全体がそんな感じ(良く言えばチョイ盛?笑)だが、それを悔い改めようという話ではないのであしからず(^_^;)。

では本題。

ここ数日の間に
パルコホーム・アイフルホームから立て続けにチラシが入った。

それぞれ新商品の案内で
パルコは「太陽光の家 ハイパー10
アイフルは「20年間で約855万円かせげる家。」(←商品名?)
が掲載されている。

どちらも10kw以上の太陽光発電システムを搭載し
「20年間で約855万円かせげる家。」(アイフルホーム)
「20年間で840万~960万円」(パルコホーム)
と、高額な売電収入を謳っている商品だ。

太陽光発電を一つの投資だと考えると
10kw未満(いわゆる住宅用)と
10kw以上(いわゆる産業用)では
その投資効率が大きく変わってくる。

10kw未満の住宅用太陽光発電システムには
発電した電気を家の中で使用し使い切れなくて余った分(余剰電力)だけ売電(買取)する「余剰電力買取制度」が適用される。

一方10kw以上の産業用太陽光発電システムには
発電した電気を家の中では使用せず全て売電(買取)することができる
「全量買取制度」が適用される。

この制度の違いを
あぶらず家の平成25年度の実数(ただし買取単価は今年契約した場合の数値)で
具体的に比較してみよう。

①余剰電力買取制度の場合
発電量4,000kw
自家消費量800kw
売電量3,200kw
売単価37円/kw
売金額118,400円

消費電力量9,300kw
買電量(=全消費量-自家消費量)8,500kw
買単価14円/kw
買金額119,000円

売買差益 -600円

②全量買取制度の場合
発電量4,000kw
自家消費量 0kw
売電量4,000kw
売単価34.56円/kw
売金額138,240円

消費電力量9,300kw
買電量(=消費電力量)9,300kw
買単価14円/kw
買金額130,200円

売買差益 +8,040円

わざわざ実例を出すまでもなく(^_^;)、
買うより売るほうが単価が高いのだから
せっかく作った売れる電気を自家消費するより、使った分は全部買い、作った分は全部売るほうがお得なのだ。

しかも上記の例はあぶらず家の3.64kwのパネルでの試算。
実際は10kw以上でしか全量買取制度は適用されないので
発電量・売電額は単純計算でこの2.7倍以上にのぼる。
一方の消費電力量は家族構成や生活スタイルが変わらなければ変動しないので
売金額373,248円
買金額130,200円で
売買差益+243,048円
となる見込みが立つ。

全量買取制度がいかに有利な制度かおわかりいただけただろうか。

ところが全量買取制度のメリットはそれだけではないところがミソ。

余剰電力買取制度での売電単価の固定期間は開始から10年間。
例えば今契約すると37円/kwが10年間固定される。
ではその後は?
予想でしかないが11年目からは買単価を下回らない程度での契約になると思われる。15円か20円か…。

それに対して全量買取制度の売電単価34.56円は
20年間固定される。
高額な売電単価が余剰電力買取制度よりも10年長く継続されるのだ。

これらが
「20年間で約855万円かせげる家。」
「売電収入が!20年間で840万~960万円」
の根拠なのだ。
決して嘘でもないし、大げさでもないし、まぎらわしくもない。
まぁ、
もうちょっと控えめに言っても良いかなという気はするけど(^_^;)。

いずれにしても
全量買取制度が適用される住宅を
アイフルやパルコ等「ローコスト」と言われる住宅会社が商品化(例えばパルコだと36坪の建物に10.08kwの太陽光を載せて2,000万円切り)している状況は、
既に建ててしまった身からすると羨ましくてしょうがない(既築の物件に今から10kw以上の太陽光パネルを載せるのは設置する屋根の面積等の問題があり非現実的)。

もちろん我らが千田工務店も
この手の商品は当然作れるはずだが
最近はどちらかというと
エコノミーよりエコロジー(ゼロエネ)な住宅にご執心な感があるからなぁ。
太陽光発電搭載住宅専門メーカー千田工務店が作る
全量買取制度適用住宅を是非見てみたいところだ。

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